ゲームソフトの価格

最近のゲームソフトって、本当に適正価格なのだろうか・・・?
と疑問に思うことが多い。
 
ゲームソフトがROMカートリッジの時代・・・
当時、ROM(半導体メモリ)自体がそんなに安いものではなかった。
少ない容量の中にどれだけやりたいことを詰め込むか。
当時は容量との闘いだったと思う。
容量が増えれば、それだけROMを積む必要があり、
それがそのままソフトの価格に跳ね返ってくる。
いくら良いゲームを作っても、高くなってしまえばユーザーは買わない。
たくさんのやりたいことの中から、本当にやりたいことだけを残しつつ、
ゲーム性を維持する為に相当苦労したことだろう。
それでも、大作ともなるとデータ量も膨大だ。
ギリギリまで容量を削っても、一般的な容量では収まりきらない。
やむを得ず容量を増やして生産した結果、
どうしても一般的な価格より高額になってしまうのは仕方のないこと。
光栄のシミュレーション系がFC時代でも相当高額になってしまったのは、
シミュレーションデータが膨大でゲームとして必要なデータを入れるために、
どうしてもROM容量を増やす必要があったのだろう。
 
現在は光学メディアでゲームソフトが供給されるようになってきた訳だが、
価格は5,800~8,800程度が今の平均的な価格帯だろう。
生産的な原価というところで考えると、
CDにしろDVDにしろ、1枚のプレス費用はせいぜい数百円ってところ。
マニュアルだとかパッケージだとか梱包だとかを含めたとしても、
カートリッジよりは確実に安い。
どうも、カートリッジで配給していたころの価格帯を、
無駄に継承しているように見受けられる。
ただ、企画・開発から販売までを考えた場合、
昔とは比べ物にならないほど、開発環境が変化しているのは確か。
開発人数・期間も昔は10人で半年とかそんなものだったんだろうけど、
今や100人単位で動いているプロジェクトも珍しくない。
開発期間も1年以上なんてザラだ。
ハード性能の向上に伴い、より複雑なことができるようになった分、
デバッグ時間も相当掛かるだろう。
生産コストは劇的に下がった反面、
開発コストは昔とは比べ物にならないほど上がっているのも事実。
 
また、最小販売本数といった視点から見た場合にも違いがあると思う。
本体の販売台数のどのくらいの割合で見積もっているのか分からないが、
昔に比べて確実に分母(本体販売台数)は大きいだろう。
そうした場合の割合を考えると、最小販売本数は必然的に上がる。
(ユーザーに売った本数ではなく、メーカーが販売店などに卸す本数ね)
昔は1,000本しか売れないから5,000という価格だったとしても、
今は2,000本売れるから2,500という価格にしても、売り上げは変わらないはず。
ただ、単純にそうともいえない部分もある。
昔に比べてソフトの種類も多くなっているので、ユーザーが分散するだろう。
そう考えると、分母は増えていても割合自体は低くなるため、
結果的に最小販売本数は昔と変わっていない可能性もない訳ではない。
 
すべてを考慮した場合に、現在の販売価格が本当に適正価格なのか、
結局のところよく分からないのだが、
自分として値段分の満足感が得られれば、ソレはソレで適正価格になり得る。
ただ、ユーザー側もゲームに使える金額というのは当然あるわけで、
2本分の値段で3本買えるようになると、
今まで買わなかったジャンルにも興味が湧くかもしれないし、
買ってしまう可能性もある。
安けりゃイイってもんでもないが、
現在のソフトの価格に不満がないとは言い切れない。
 
ソフトの価格はメーカーの自信の表れであり、
高いソフトの方がより満足感を得られる、
と思ってしまっているユーザー側にも問題あると思うし、
そういった風潮にしてしまった業界自体にも問題あると思う。
ひとつだけ確かなのは・・・、
「コスト + 時間」と「ゲームとしての面白さ」は必ずしも比例しないって事。
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  1. #1 投稿者: wutchy (2006/06/12 - 23:04)

    >mu muさん
    あ~、そういわれればそうですね(^^;<5,800円まで引き下げた
    ベストなんかで安くなって発売されたりはしますが、
    1年待たないと・・・っていうところが結構ネックだったりします。
    新作として発売された当時は興味があったけど、
    それが1年続くかどうかは微妙なところです。
    自分の中での「旬」を過ぎてしまうと、
    それこそ、どうでもよくなってたり・・・(^^;
     
    予算的にどっちを買おうか迷った挙句、
    買った方が個人的にハズレだったら目も当てられないですから、
    両方買う事ができれば、まだ救いようがあるかなと思ってみたり。
    もっとも、両方ハズレの場合もあるワケですし、
    結局は買った人間が納得できるかどうかですからねぇ。
    諸々を考えると値段を下げればイイというワケではないですけど、
    やっぱり新作で買えるものは新作のうちに買いたいですし、
    安く買えるに越したことはないと思います。
     
    ハズレ云々ということであれば、
    Xbox360はデモ版という形である程度遊べるので、
    判断材料という点ではかなり助かってますが、
    願わくば、すべてのゲームを発売前に試してみたいものです。
    店頭デモムービーではイイ感じだったけど、実際に遊んでみたら、
    開いた口が塞がらないようなゲームも結構ありますからねぇ(^^;
    最近ではPS2の「宇宙刑事魂」がそれに該当します・・・(ーεー;)

  2. #2 投稿者: ムームー (2006/06/11 - 20:03)

    SS、PS発売当時、SFCのソフトは既に1万円に届こうという程度まで価格が上昇していましたから、それを5,800円(FCソフトの相場)まで引き下げたというのは、意味があったと思います。
    現在ではBEST版が定着していますから、映画のDVDと同様、最初はそれなりの価格で。それで欲しい人は買うと。その後、徐々に価格を下げていくというのは、ユーザーに消費の選択肢を与えるという形にはなっているとは思いますけど。
    XBOX360の発売にあわせて、EAが価格帯を分けましたが(360とPS2同時発売の場合、360よりPS2の方を10ドル安い価格に)日本のメーカーも見習ってほしいですね。

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